アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)の家族はサウジアラビア行きに踏み切れないところがあるようだ。

パリ・サンジェルマン(PSG)との2年契約があと1カ月とちょっとで切れるメッシ。長らくバルセロナ復帰が取り沙汰されるなか、最近ではサウジアラビアのアル・ヒラルが関心を抱くとして、中東行きの話で盛り上がっている。

移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現時点で合意に至っていないとのことだが、アル・ヒラルは4月に年俸4億ユーロ(約591億8000万円)の超巨額オファーで口説きにかかっているという。

フランス『レキップ』によると、メッシ本人はこのサウジアラビア行きも選択肢として真剣に検討しているが、妻のアントネラさんは3人の幼い息子たちも連れての移住に抵抗感が拭えず、欧州にとどまりたい思いがある模様だ。

PSGでは無許可のサウジアラビア渡航で2週間の謹慎処分を食らったが、自身SNSを介した謝罪を経て、8日から練習に復帰したメッシ。去就は果たしてどのような形で決着となるだろうか。