躍動しがレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、最高評価を得た。

13日、ラ・リーガ第34節でソシエダはホームにジローナを迎えた。久保はこの試合に先発出場。4位以内を確保したいソシエダだったが、久保は3分にボックス右でボールを持つと、相手との間合いを測りながらカットイン。すると、ここで倒されてPKを獲得。これを、ミケル・オヤルサバルがしっかりと決めて先制する。

幸先の良いスタートを切ったソシエダは、24分に久保が魅せる。左サイドからのロングスローをボックス内に入れると、これが一旦はクリアされる。

しかし、こぼれ球に反応した久保は、ボックス右のスペースに持ち出すと、相手を抜き切らずに左足でクロス。これをファーサイドに走り込んだダビド・シルバがダイレクトで合わせ、2-0とリードを広げた。

PK奪取、そして今シーズン4アシスト目を決めた久保に対し、スペイン『ElDesmarque』は8点(10点満点)の評価を与えた。

「前半は後半よりもいくらか良かった。1アシストを記録し、さらに2点を決めることができたが、相手のGKとクロスバーに阻まれた」

また、スペイン『Noticias de Gipuzkoa』は9点(10点満点)を最高評価を与えた。

「まさに恒星。試合に勝つためにできることは、他にはほとんどない。強いて言えばゴールを決めて欲しい」

「ハビエル・エルナンデスから好きなタイミングで距離を取り、常に危険な状態を作り出していた。PKを誘発し、シルバの2点目をアシストした」

「また、カルロスがクロスバーに当てるヘディングを見せたCKも入れた。誰も彼を止めることができず。彼にとっては試合時間が短すぎたようだ」

なお、試合はソシエダは前半のうちに2失点を喫して同点とされると、後半はゴールを奪えず。2-2の痛いドローに終わってしまった。