マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイア(30)に対して、トッテナムか、ウェストハムに移籍する可能性が浮上している。

2019年夏にレスター・シティからDF史上最高額の8000万ポンド(現レートで約137億3000万円)にもおよぶ移籍金額でユナイテッド入りしたマグワイア。その屈強ぶりをもって最終ラインの中心を託され、キャプテンも任されるが、スピード不足を突かれての凡ミスが目につき、長らく能力に疑いの目が向いている。

エリク・テン・ハグ新体制の今季を迎えてからはすっかりとサブに成り下がり、カタール・ワールドカップ(W杯)後は自身を差し置いて、ルーク・ショーがセンターバックに起用される試合も。そんな今季も公式戦30試合とプレー数こそ少なくないものの、厳しい状況に追いやられている。

巷では来季の構想外が取り沙汰されるなか、イギリス『FootballTransfers』によると、ユナイテッドも希望する売値を5000万ポンド(約85億8000万円)前後から4000万ポンド(約68億6000万円)前後まで引き下げ、売却を視野に。そして、移籍先となりうるクラブとして、トッテナムとウェストハムが浮かんでいるという。

ただ、トッテナムはマンチェスター・シティのスペイン代表DFアイメリック・ラポルテも追跡中とのことで、マグワイアの獲得は新指揮官がフェイエノールトのアルネ・スロット監督なら、実現しない様相と綴られている。

来年に迫るユーロ2024の代表入りが妨げられるのを懸念して、来たる夏にユナイテッドを去る必要性にも駆られ始めているともされるマグワイアだが、果たして。

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