マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、ジョゼップ・グアルディオラ監督についてコメントしている。イギリス地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えた。

28日に2022-23シーズンのプレミアリーグが終了。ハーランドはプレミアリーグの歴代最多得点記録となる「36」でシーズンを終え、公式戦全体では52ゴールを記録。今シーズンは、FA決勝とチャンピオンズリーグ(CL)決勝が残されていることから、その記録がどこまで伸びるかにも注目が集まっている。

2022年夏にシティに加入したハーランド。当初はシティのポゼッションベースのサッカーにフィットするのか疑問を持つ人も多くおり、実際にシティでの公式戦デビュー戦となったコミュニティ・シールドのリバプール戦では、ゴールもなく良いプレーも少なかった。

しかし、リーグ戦が始まってからはその”怪物”ぶりを存分に発揮し、シティのリーグ3連覇に欠かせない存在に。グアルディオラ監督はこれまでスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチやポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキなど多くの世界的ストライカーを指揮してきたが、ハーランドはその中でも最高のストライカーになる可能性は十分にある。

そのハーランドは、老舗ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』のインタビューでグアルディオラ監督について言及。「サッカー界で最も賢い」と絶賛した。

「ペップはシーズンを通して僕を成長させてくれた。もちろん僕たちはお互いのことを知り始めたし、僕だけでなく選手全員が細かい部分をすり合わせた」

「自分のことをやるだけではなく、普通のゲームでいくつか追加の要求をされることがある。結局のところ、彼は最高の監督で、僕が出会った中で最も賢いフットボーラーだから、僕は彼の言うことを聞くしかないという事実に帰着するんだよ。言うことを聞くしかないんだ」

グアルディオラ監督の言うことを聞いたことで衝撃のゴール数を記録しているハーランド。残り2つのタイトルを獲得し、恩返しできるだろうか。

ヨーロッパリーグ決勝「セビージャvsローマ」
6/1(木)午前3時30分〜WOWOWで生放送&ライブ配信!
>放送予定など詳しくはこちら