インテルは3日、セリエA最終節でトリノとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。

来週にチャンピオンズリーグ決勝を控える3位インテル(勝ち点69)は、2位フィニッシュの可能性がある中、バレッラやGKオナナをベンチスタートとし、ラウタロとルカクの2トップで臨んだ。

9位トリノ(勝ち点53)に対し、序盤の主導権争いを経て22分に好機。CKの流れからダンフリースのボレーが枠を捉えたが、GKミリンコビッチ=サビッチにセーブされた。

その後、32分にルカクが単騎でボックス内に侵入して際どいシュートを浴びせたインテルは直後のCKからデ・フライのヘディングシュートでGKを強襲。

そして37分に押し切った。ボックス手前中央のブロゾビッチが左足を振り抜くと、強烈なミドルシュートがゴールに吸い込まれた。

迎えた後半、56分にジェコがミドルシュートで追加点に迫ったインテルが引き続き押し込む展開で立ち上がる。

55分にはラウタロとチャルハノールをお役御免とした中、71分のピンチではGKハンダノビッチに代わって出場したGKコルダスがビッグセーブで阻止。

その後、押し込まれる展開となったインテルは80分、ジェコのシュートがポストに直撃するなど追加点は奪えなかったがウノゼロ勝利。

暫定2位に浮上し、CL決勝に向けて弾みを付ける白星フィニッシュとしている。