元トルコ代表FWブラク・ユルマズ(37)が現役引退を発表した。

今月3日にオランダのフォルトゥナ・シッタート退団を発表していたユルマズだが、その発表から2日後にスパイクを脱ぐ決断を下したことを明らかにした。

地元アンタルヤスポルでプロデビューを飾ったユルマズは、ベシクタシュ、フェネルバフチェ、ガラタサライと母国の3強でも活躍。また、北京国安やリール、フォルトゥナ・シッタートと国外のクラブでもプレーした。

クラブキャリアを通じては公式戦616試合に出場し281ゴールを記録。ガラタサライでは2度のスュペル・リグ制覇、リールでは2020-21シーズンにリーグ・アン制覇にも貢献した。

また、2006年のデビューから昨年までプレーしたトルコ代表では通算77試合に出場し、31ゴールを記録。ワールドカップ出場はならずも、ユーロの舞台で活躍した。

屈強なフィジカルを生かした闘争心溢れるプレーと確かな決定力に加え、味方を生かすポストワークにも長けたストライカーだった。