チェルシーはレアル・マドリーからの関心も囁かれるドイツ代表MFカイ・ハヴァーツ(23)の移籍金を設定したようだ。

昨夏にトッド・ベーリー氏がオーナーに就任してからは相次ぐ指揮官交代もあって混迷を深め、今シーズンはまさかのプレミアリーグ12位に終わったチェルシー。5月にマウリシオ・ポチェッティーノ監督の就任を発表し、現在は膨れ上がったスカッドの整理を進めている。

そんな中で、2020年夏にレバークーゼンから加入して以降、チームの主軸として活躍してきたハヴァーツの去就も不透明に。今季公式戦47試合に出場して9ゴール1アシストを記録したドイツ代表MFには、特にレアル・マドリーからの強い関心が報じられている。

これに対して、イギリス『イブニング・スタンダード』によると、チェルシーはハヴァーツの移籍金を7500万ポンド(約129億円)に設定したとのことだ。クラブはレバークーゼンから獲得した際に支払った7580万ポンド(約131億円)の移籍金を回収したい意向だという。

マドリーはドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)獲得に近づくほか、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(29)の獲得も目指しており、チェルシーのこの値段設定を受けてもハヴァーツの獲得を目指すかは不透明のようだ。

一方で、ハヴァーツ本人はマドリーへの移籍を熱望していると報じられており、ポチェッティーノ監督も新たな9番獲得のための資金確保を望んでいることから、交渉次第で移籍金が減額される可能性もある。

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