北海道コンサドーレ札幌は26日、Y.S.C.C.横浜からGK児玉潤(26)が完全移籍加入すると発表した。背番号は「17」となる。

東京ヴェルディのユース出身である児玉。桐蔭横浜大学から東京武蔵野シティFCに加入すると、福山シティFCを経て昨シーズンからYS横浜入りを果たした。

YS横浜では守護神に定着し、昨シーズンは明治安田J3リーグで37試合に出場。今シーズンもここまで開幕から公式戦全7試合でフル出場していた。

J1クラブへステップアップする形となった児玉は、両クラブを通じてコメントしている。

◆北海道コンサドーレ札幌
「この度、Y.S.C.C.横浜より完全移籍で加入する事になりました児玉潤です。北海道コンサドーレ札幌という素晴らしいクラブでプレーする事に責任と誇りを持ち、チームの勝利の為に、このクラブでタイトルを獲得する為に、粉骨砕身の想いで死に物狂いで戦います。感謝の気持ちと向上心を忘れることなく謙虚に前向きに日々精進して参ります。ファン、サポーターの皆さん応援よろしくお願いします」

◆Y.S.C.C.横浜
「この度、北海道コンサドーレ札幌に完全移籍する事になりました。シーズン途中での移籍となり、チームに多大なご迷惑をおかけする中で、自分の意思を尊重してくれたクラブに感謝いたします」

「まず、チームの成績に関わらず良い時も悪い時も、自分のことを信じて、ずっと起用し続けてくれた一毅さん、本当にありがとうございます。そしてサッカー選手として成長させてくれた、GKコーチの西谷さんを初めとする、コーチングスタッフの皆さん、ピッチで共に戦ったチームメイト、クラブに関わる全ての方々に感謝致します」

「リーグ開幕6試合未勝利と厳しいチーム状況の中で、自分の挑戦に理解を示してくださり、背中を押してくださり本当に感謝しかありません。ここからが本当に勝負ですし、サッカー選手としての価値をJ1のピッチで、結果で、プレーで証明する為に、死に物狂いで全てをサッカーに懸けて戦います」

「また、ファン、サポーターの皆さん、スポンサー企業の皆様、直接挨拶出来ずに申し訳ありませんでした。どんな時も共に戦って下さりありがとうございました。札幌での活躍がクラブへの恩返しだと思い、自分らしく頑張ってきます。1年3ヶ月という短い時間でしたが、本当にありがとうございました。これからもY.S.C.C.の更なる発展を願い応援しています」