リバプールのユルゲン・クロップ監督は、レバークーゼン残留を表明したシャビ・アロンソ監督の決断に理解を示した。イギリス『ミラー』が伝えている。

レバークーゼンで2シーズン目を迎えたシャビ・アロンソ監督は、ブンデスリーガで2位バイエルンに10ポイント差をつけて首位を快走。クラブ史上初のブンデスリーガ優勝も現実味を帯びてきている。

そんなシャビ・アロンソ監督には、それぞれ現在の指揮官が今季限りで退任するリバプールとバイエルンがオファー。去就に大きな注目が集まっていたが、29日に指揮官自身が来季もレバークーゼンで指揮をとると明言した。

クロップ監督としては自身の後任を断られる形になったが、その決断には理解を示しているようだ。31日に開催されるプレミアリーグ第30節ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦に先立った会見で、指揮官はシャビ・アロンソ監督の仕事ぶりを絶賛しつつ、決断の理由にも納得の姿勢を見せている。

「私は若い監督がクラブで成功したことについてであれば、話ができる。かつては私も(シャビ・アロンソ監督と)同じような決断をしてきた。それについて、後悔したこともない」

「シャビはレバークーゼンで素晴らしい仕事をしている。そして、チームをさらに団結させる可能性もあるだろう。いつだってそれができるわけではない。だから、彼の望みについては理解している」

「レバークーゼンは本当に素晴らしいチームだ。彼はピッチの中で、本当に特別なメンタリティを作り上げていると思う」