シント=トロイデンMF伊藤涼太郎が大仕事だ。

ジュピラー・プロ・リーグのレギュラーシーズン9位でフィニッシュしたシント=トロイデンは7位から12位までのチームで争うプレーオフ2に回り、5日の第2節で8位のメレヘンと対戦。鈴木彩艶、小川諒也、山本理仁、藤田譲瑠チマが先発した。

伊藤はベンチからのスタートだったが、0-2の58分に山本との交代でピッチに入ると、67分に反撃の狼煙を上げる一発。敵陣中央の伊藤が右に叩いてボックス中央のスペースに駆け、その流れで受けたリターンパスから右足でゴール左に決めた。

その後、75分にコイタが今季15発目となる右足ミドルで同点弾を決めると、89分に伊藤が左CKの流れからこぼれ球を拾って中に切り込み、バイタルエリア左から右足を一閃。これがゴール右下に突き刺さり、最終盤に勝ち越した。

途中出場から2発の伊藤は今季得点数を6ゴールに。今季初となる3連勝のシント=トロイデンはこのプレーオフを連勝とした。