インテルのシモーネ・インザーギ監督が重要な一戦を前にコメントを残した。クラブ公式サイトが伝えた。

今シーズンはセリエAでわずか1敗と圧倒的な強さでスクデット獲得へ向かっているインテル。前節のカリアリ戦は引き分けで終えたが、22日の第33節ミラン戦で勝利すれば、宿敵の前で3シーズンぶり20度目のリーグ優勝が決まる。

前日会見に臨んだインザーギ監督は、ミラノ・ダービーで優勝を決められるチャンスについて自らの想いを告白。今シーズン開始からの積み重ねゆえ、自信は十分のようだ。

「ダービーは常にダービーだし、本当に良い気分だ。明日はインテルファミリー全員にとって特別な日になる可能性がある。そのために我々は一生懸命頑張ってきたし、よくやってきた。最高の準備をして良いダービーにするため、今日も明日もトレーニングをしなければならない」

「自分たちがやっていることについて選手たちと話した。信じられないような旅をしているし、それが妄想だとは思っていない」

「明日は大事な日になるかもしれない。そうなることを願っているし、そうなるよう懸命に働いている。だが、それは決して強迫観念ではない。我々は7月13日からやらなければならないことをしてきた」

「我々は多くの脅威にさらされながら、圧倒的な戦いを繰り広げてきた。そして今は登頂を終えようとしていて、そこでの景色を見回したいと思っている。明日到着できることを祈っているし、自分たちが何をしてきたかはわかっている」

また、最近はミラン相手に負け知らずな点にも言及。インザーギ監督は過去の5連勝より次の1勝へ目を向けている。

「多くのことが懸かっている。我々は過去5回のダービーで勝利しているし、それは大きな喜びをもたらしてくれたが、明日の試合に向けては何の意味も持たない。重要なのは、ホームの2位チーム相手にピッチの上でどう戦うかだ。彼らは難しい戦いを強いてくるはずだ」

さらにインザーギ監督は、大一番を前にしたチーム状況についてもコメント。コロンビア代表MFフアン・クアドラード以外は万全のようだ。

「クアドラードを除く全ての選手が明日は出場可能だ。しかし、彼も火曜日に戻ってくると思う。先週よくがんばっていただけに残念だ」

「他の選手たちは出場機会を得るため、ここから最後まで自らの力を証明する必要がある。明日は全員が自らの能力を発揮する準備ができている」

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