ランドローバー「ディフェンダー」をカスタマイズしたコンプリートカーが日本初公開されました。それを手掛ける「TWISTED JAPAN」とはどのようなものなのでしょうか。
自分好みにカスタマイズ出来る「ディフェンダー」とは
2024年3月15日に米自動車(よねじどうしゃ)は、「TWISTED JAPAN」をローンチ。
同時にランドローバー「ディフェンダー」をカスタマイズしたコンプリートカーを日本初公開しました。
イギリスの「Twisted Group Limited (以下、TWISTED社)」は、ディフェンダー(初代モデル)に快適性・機能性・走破性を重視したカスタマイズを施したコンプリートカーを手掛けています。
そのコンプリートカーを日本で発売することになったのが今回のTWISTED JAPANを展開する米自動車です。
米自動車は、日本国内でのブランド品・宝飾品、車などの買取・販売をメインに、リユースを通じたサステナブルなライフスタイルを提案するバリュエンスホールディングスのグループ会社となります。
そのTWISTED JAPANで扱うコンプリートカーのベース車は、一度ラダーフレームとボディをすべて分解し、ボディの塗り直しや、プラスチックパーツをすべて金属製に変更。
その上で、オリジナルでフルカスタマイズオーダーが可能となり、パワートレインやシートレイアウトなど様々なパーツを自分好みに合わせて変更することが出来ます。
具体的には、従来の2列5人乗り仕様から3列7名乗りや後部対面座のトゥループキャリア仕様(日本では新規登録は不可)も用意。
内装はステアリングやダッシュボード、ドアパネル、天張りなどもフルカスタマイズオーダーの対象となります。
パワートレインは、2種類をラインナップ。
ひとつはシボレー「コルベット」に搭載されるエンジンと同タイプの6.2リッターV型8気筒エンジン+8速ATで最高出力457馬力・最大トルク670Nmを発揮。
もうひとつは、フォード「マスタング」などに搭載されるエコブーストエンジンと同タイプの2.3リッター直列4気筒ターボエンジン+6速ATとなり、最高出力307馬力・最大トルク460Nmを発揮します。
その他専用チューニングを加えたビルシュタイン製のサスペンションに変更出来る他、シュノーケルやルーフテントなどのオプションも用意されているようです。
今回の日本導入について、バリュエンスグループ CEO 嵜本晋輔氏は以下のようにコメントしています。
「TWISTEDは、1000人のメカニックが約半年から1年以上かけ魂込めてカスタム・メンテナンスを行い再販する、世界でも唯一無二のラグジュアリーカーブランドです。
今回、TWISTEDが行ってきたビジネスモデルやサステナブルで持続可能なモデルに惹かれて日本に導入することになりました。
なお、販売車両にはNFT(Non-Fungible Token)の証明書を付けさせていただきます。
メンテナンス履歴であったり、カスタマイズ履歴、それらが全てブロックチェーン上に記録されています。
専用のアプリを通じていつでもその情報にアクセスすることが出来るため、お客様は安心して購入出来るようになっています」
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なお米自動車では、将来的には日本でのカスタマイズを行うことを予定しており、コンプリートカー以外に、既存のディフェンダーオーナーに対するパーツ単体のカスタマイズサービスも検討していると言います。
今回、イギリスから持ち込んだコンプリートカーの4台は抽選販売となり、価格はカスタムにより異なるものの約3000万以上になるようです。
※Twisted Group Limitedが提供するのは、JAGUAR LAND ROVER LIMITED社のDEFENDER車両を独自に修復及びカスタマイズした車両であり、TWISTEDブランドの車両です。JAGUAR LAND ROVER LIMITED社とは一切関係がありません。