【漫画】母に殺された義姉の遺体を探す弟…彼の思いに力を貸した“亡骸探偵”が義姉を成仏させるまで【漫画家に聞く】
■「『桜の下には死体が埋まっている』という文章からインスピレーションを受けた作品」
依頼者である青年は、亡くなった母が義理の姉を殺害し、その遺体を隠したと記されている日記を発見。だが、そこには遺体を埋めた場所が書かれていなかったため、彼は義姉の亡骸を見つけてきちんと弔いをしたいと言う。
父の前妻の子だった義姉は母から日常的に虐待されていた。母の日記の通り義姉が殺害されていたとしたら…と考えた青年は、母のことも義姉のことも知ろうとしなかった自分の罪滅ぼしとして義姉を弔おうと考えたのであった。
今回のエピソードについて、作者の吉野さんは「桜の話が描きたくて、桜の下には死体が埋まっているという文章からインスピレーションを受けて作品を作りました」と制作のきっかけを明かしてくれた。
人を寄せ付けない辺鄙な場所で季節外れに咲く桜の下へやってきた出雲。そこには美しい桜を愛でながら、いつまでも「誰か」を待つ女性の姿があった。彼女がずっとそこで待ち続けていたのは一体誰なのか。その続きは本編でチェックしてほしい。
画像提供:吉野(@stone25shion)