■これまでのあらすじ
元看護師の響子は出産後、激務で転職。今は調理師として保育園で勤務しながら、夫の拓人と娘の綾音、義母と暮らしている。穏やかに暮らしていたある日、義兄の奏斗と甥の雄基が一緒に暮らす話が出て、響子は選択を迫られることに…。
義母も夫も自分の職を理由に、子どもの面倒を響子が見てくれることを希望する。大変な事態になることが容易に想像できる響子は断りたい気持ちが強いものの、母親に置いていかれた甥がかわいそうになり1ヶ月限定で同居を了承する。しかし同居開始早々、奏斗に「頭悪いヤツは使えない」と怒鳴られ、同居を後悔するのだったが…。






夫の拓人はとても優しくて、普段は私の話も聞いてくれたり、綾音のことも家事も積極的にやってくれます。元々少し気が弱いところはありましたが、人を傷つけず穏やかな拓人のことをとても信頼していました。

でもお義母さんの同居騒動、お義兄さんに反論できないところを見るにつけ、拓人は人と争うことができず、自分が言いなりになることで波を立たせないようにしているのだと気づきました。しかも自分が我慢できることを私にも強要していることに気づきすらしない。私は拓人に対して少しずつ失望していきました。

そんなある日、雄基くんが熱を出して…。心配して雄基くんを見舞うことすらせずに仕事に行こうとするお義兄さんにはらが立って仕方ありませんでした。

※この漫画は実話を元に編集しています
原案:ウーマンエキサイト編集部、脚本:古口春菜、イラスト:まりお
(ウーマンエキサイト編集部)