■これまでのあらすじ
夫の拓人と娘の綾音、義母と暮らす響子は突然、モラハラ気味な義兄の奏斗と甥の雄基と同居することに。「俺は雑用なんてしない」と、なんでも命令してくる奏斗にイライラさせられる日々を送っている。そんなある日、義母が「雄基は奏斗の子だからいいものをあげなきゃ」と大きなおもちゃを、綾音には「拓人と響子さんの子だから」という理由でカプセルトイを買ったことが発覚。響子は拓人に報告するが、拓人は義母が孫差別をしていることを知っていたと言たが、自分が兄である奏斗より劣っているから子どもが差別されても仕方ないと打ち明けられる。その言葉を聞いた響子は「あなたも綾音の可能性を否定してるってこと?」と激怒するのだった。






拓人はお義兄さんやお義母さんに逆らうことをすっかり諦めてしまっているのは、すごくモヤモヤするし、正直「もっとしっかりしろ!」と強く言いたい気持ちがあります。でも拓人は、綾音のことはとても大切にしてくれるし、お義兄さんたちさえ絡まなければ、私のことも大事にしてくれる優しい夫。

ただでさえ自己嫌悪に陥りがちになっている夫を私まで攻めすぎるのは気が引けました。拓人がもっと自信を持って、そして自分の意見が言えるようになって欲しい。家族のために闘って欲しい。私はそう思っていました。

でもその考えは間違っていたのかもしれません…。同居の期限がきた日、お義兄さんはとんでもないことを言い始めたのです。

※この漫画は実話を元に編集しています
原案:ウーマンエキサイト編集部、脚本:古口春菜、イラスト:まりお
(ウーマンエキサイト編集部)