※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

中華ドラマ「陳情令」22話では、不夜天に攻め入り温若寒(ウェン・ルオハン)を殺そうとする聶明訣(ニエ・ミンジュエ)(ワン・イージョウ)の様子が描かれた。

 魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は自分が行方不明だった3ヶ月間、脆道術法を学んでいたと藍忘機(ラン・ワンジー)に告げた。さらに脆道術法は音律を使ってあらゆるものを操る術法だと説明したのだった。だが、藍忘機は魏無羨の心がむしばまれているという不安を払拭できずにいた。

 その頃、射日の征戦では聶明訣を筆頭に不夜天に攻め入り温若寒の首を取ろうとしていた。温若寒は集めた隠鉄で傀儡を作り応戦した。温若寒が操る傀儡(かいらい)は手強く、四大世家は苦戦を強いられる。そんな中、聶明訣は自分が単身で温若寒を刺し殺すと言い張ったが、皆に止められてしまうのだった。

 魏無羨がけが人の調査をしている時、江厭離(ジャン・イエンリー)に問題が起こったとの知らせを受ける。急いで江厭離の元へ向かうとそこには泣いている江厭離とその隣に立っている金子軒(ジン・ズーシュエン)の姿があった。金子軒は江厭離の態度を誤解し、江厭離を泣かせてしまったのだった。事の全貌を知った魏無羨は怒りで金子軒を殴った。金氏の人間が金子軒を助けようとするも魏無羨の笛の音色に邪魔されてしまう。その時、藍忘機がやってきて魏無羨の怒りを落ち着かせたのだった。

 聶明訣が温若寒に捕まってしまう。そこで聶明訣はかつて聶家の弟子をしていたものが温若寒に使えていたことを知ってしまうのだった。聶明訣は必死に戦うも戦力が足らず温若寒に殺されてしまう。自分の息子を殺した聶明訣を手にかけることができた温若寒は満足そうに聶明訣の死体を見つめた。

 皆が苦戦している様子を目の当たりにした魏無羨は笛を演奏し始めた。魏無羨が演奏し始めると周りに黒い気が立ちこめてきた。やがて黒い霧となりその霧が傀儡の体内に入ると、傀儡は突然藍忘機らに攻撃することをやめ、温氏の人間を襲うようになった。魏無羨の笛の音色が温若寒の隠鉄の力さえも無効にしてしまうことに藍忘機や江澄(ジャン・チョン)は驚きを隠せなかったのだった。