【ソウル聯合ニュース】韓国政府は30日、北朝鮮との軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)周辺に造成した「DMZ平和の道テーマ路線」の10コースを5月13日から開放すると発表した。

 政府は「DMZ平和の道テーマ路線」を安全保障関連のスポットを訪ねる「安保観光」の名所として発展させ、地域経済の活性化を目指して開放する。DMZと接する韓国北部の江華(仁川市)、金浦、高陽、坡州、漣川(以上、京畿道)、鉄原、華川、楊口、麟蹄、高城(以上、江原道)に造成された計10コースでDMZ周辺地域の生態系や文化、歴史を体験できる。安全確保と野生動植物の保護のため、参加者は主に車両で移動するが、一部区間では軍部隊の協力を得て徒歩での移動も可能だ。

 参加申し込みは「DMZ平和の道」ホームページ(www.dmzwalk.com)または徒歩旅行アプリ「ドゥルヌビ」で受け付ける。