【ソウル聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は6日、ソウルの外交部でインドのジャイシャンカル外相と外相共同委員会を開き、インド太平洋地域で両国の協力が重要との認識で一致した。

 共同委の開催は6年ぶり。韓国の国防部や産業通商資源部、科学技術情報通信部、インドの国防省や科学技術庁などの関係者が出席した。

 趙氏は、インドは国際社会における韓国の重要なパートナーだとし、ジャイシャンカル氏が5日に韓国国立外交院で行った演説で両国のパートナーシップがインド太平洋地域の重要な要素として浮上する可能性に言及したことに「全面的に同意する」と述べた。ジャイシャンカル氏は「インドと韓国はお互いに重要なパートナーとなった」として、両国の協力を半導体や原子力、供給網(サプライチェーン)などの分野に拡大するよう提案した。