【ソウル聯合ニュース】韓国と英国の自由貿易協定(FTA)の第2回改定交渉が19〜23日に英ロンドンで開かれる。

 2019年に両国が署名した同FTAは英国の欧州連合(EU)離脱に備えてアジアでは初めて合意したFTAで、21年1月に発効した。

 両国は昨年11月、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の英国訪問を機に改定交渉の開始を宣言し、今年1月にソウルで1回目の交渉を行った。

 政府は第2回交渉で、サービス、デジタル、中小企業などの分野別交渉を通じて、包括的な通商協力関係を強化し、新たな通商規範を導入する案を議論する方針だ。

 韓国産業通商資源部は重要な友好国である英国とのFTAが改定されれば、通商分野の連携が強化され、韓国企業の輸出と投資拡大につながるとしたほか、サプライチェーン(供給網)の安定にも期待を示した。