女優でプロデューサーのジェシカ・チャステイン(47)は、親友であるアン・ハサウェイ(41)と撮影するのは「難しかった」という。『MINAMATA-ミナマタ-』のブノワ・ ドゥローム監督がメガホンをとった、2018年のベルギー映画『母親たち』の英語リメイク版『マザーズ・インスティンクト』でアンと共演しているジェシカは、親友との共演に苦労した理由を明かした。

 BBCラジオ4の『ウーマンズ・アワー』に出演した際、ジェシカは「ストーリーの中で対立する友人を演じるのは、特にその人をとても大切に思っているからこそ難しかったの」「極端な対立のシーンがない作品でアンと仕事をする方がいい」と説明している。

 またジェシカは、同新作でのアンの演技に驚かされたといい、「彼女は本当に素晴らしくて、瞬時に切り替わることができる。「演技するまで時間をかけてテンションを上げなければならない女優を見かけるけど、アンはそんなことない。プロフェッショナルで、ひとたびカメラが回れば、深い感情を呼び起こすことができるのよ」と絶賛していた。

 一方のアンは、ネット上の荒らしにあっていた時、多くの人がアンに役を与えようとしなかった中、クリストファー・ノーラン監督が『インターステラー』で役を与えてくれたことで救われたといい、「私が出演した映画の中で最も美しい役のひとつを与えてくれた」とヴァニティ・フェア誌でノーラン監督を称賛している。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)