関連死を防ぐのに必須 そろえておくべき備蓄品リスト
(gooニュース編集部、監修・ソナエルワークス) 2020/03/05
電気・ガス・水道などライフラインのほか道路や線路が使えない、お店の人が出勤できない……。
地震や台風といった非常事態時には、食べ物が手に入りにくくなったり、トイレやお風呂が使えなくなったりします。いざという時に役立つ備蓄品を紹介します。
地震発生は時間を選びません! 枕元にいつも置いておきましょう。笛は助けを呼ぶため。スリッパや手袋はガラスが飛び散った中での移動でけがを防ぐためです。
- □小型の懐中電灯
- □スリッパ(できれば靴)
- □手袋(軍手)
- □笛(ホイッスル)
- □予備の眼鏡、常備薬
- □バール・ハンマー
自宅にとどまると生命に危険が生じる場合、避難場所へ急いで移動することになります。すばやく安全に移動し、その後その日をまずしのぐための「非常持ち出し袋」が必要。両手が自由になるリュックサックに入れ、玄関など目立つ場所に保管しましょう。
各自に必要なもの
避難時にがれきなどでけがをしないよう、靴には踏み抜き防止のインソールを入れて。足首まである靴だとより安全です。防煙フードは、火事の煙を吸い込まないようにするためのもの。家族やペットの写真は、はぐれてしまった時に探すために必要です。印刷して各自のリュックに入れましょう。寒冷期は使い捨てカイロやアルミブランケットなどの防寒具も必要です。
- □飲料水1リットル
- □非常食
- □靴
- □ヘルメット・防災ずきん
- □マスク
- □レインコート
- □常備薬
- □懐中電灯
- □防煙フード
- □トイレットペーパー
- □ビニール袋(大・小)
- □氏名・連絡先・血液型メモ
- □家族やペットの写真
- □携帯トイレ
- □替えの下着
- □生理用品、おむつ、ペット用品など
- □タオル
- □防寒具
家族に1組
災害の種類により、移動すべき避難場所は異なります。移動する前にハザードマップで必ず確認を。筆記具はラジオなどで入手した情報をメモするのに使います。大事な写真は、コピーしたファイルをSDカードなどに保存しておきましょう。
- □ハザードマップ、地図
- □携帯ラジオ
- □乾電池
- □スマホの簡易充電器
- □ウェットティッシュ
- □応急手当用品・万能ナイフ
- □現金(小銭+数万円)
- □身分証、マイナンバーカード、印鑑
- □紙と油性ペン
- □アルバムや家族写真のコピー
災害発生から72時間(3日)は「人命救助」が最優先されるので、物資の援助は期待できないかもしれません。つまり、3日間は自力で暮らしを送る必要があるのです。避難所から戻って持ち出す、またはこんな時にあわてないために、普段使いのものを「買い置き」しておきましょう。赤ちゃんやお年寄り、食品アレルギーを持つなど食事に特別な配慮が必要な人、またペットが家族にいれば、そちらの準備もお忘れなく。
水と食料
- □水 1人3リットル×日(飲料用にはお茶でもOK)
- □非常食(主食・副食・嗜好品)
- □給水用ポリタンク
- □食器類(わりばし・紙皿・紙コップなど)
非常時でも清潔に 衛生用品
- □非常用トイレ
- □常備薬・救急箱
- □ドライシャンプー
- □保湿クリーム
- □帽子
- □液体歯磨き、キシリトール入りガム
- □ウェットティッシュ、ティッシュペーパー、トイレットペーパー
生活用品
- □食品用ラップ
- □布製テープ
- □レジャーシート
- □ランタン
イラスト:森元 紀子(ten sen en)