2024/6/17 14:10

テレビでよく聞く「記録的な大雨になります」【本当の意味】

雨

梅雨や台風のシーズンになると、よく耳にする「記録的な雨」とはいったい何なのか。気象予報士の解説をサンキュ!が紹介しています。


報道で「記録的な大雨」と言われた場合、観測史上の「記録になる」雨の量ということになります。
たとえば東京都心では、1時間でおよそ90mm以上、24時間の場合はおよそ400mm以上の雨が降ったり、降る予想が出たりしたときは、「記録的な雨」と報道されることになります。

一方、全国でもとくに大雨が降りやすい三重県の尾鷲市では、過去最大の24時間降水量が806mmですので、400mm降ったとしても「記録的な雨」にはなりません。

その地域が経験したことのない量の雨が降ることになるため、これまで災害がなかった地域でも災害が起きてしまう可能性が高い、と伝えようとしているのです。

無料のハザードマップで、どういう災害の起きやすい場所にあるか事前にチェックしておき、家族とも話し合っておくことが大切ですね。

 【気象予報士が解説】「記録的な雨」って何?日ごろからそなえておくべきことは?? | サンキュ! 【気象予報士が解説】「記録的な雨」って何?日ごろからそなえておくべきことは?? | サンキュ!

編集者:いまトピ編集部