外国人観光客が多い都道府県ランキング「ワースト3」は 少ない都道府県第1位は東京の約470分の1しか!

24年の訪日外国人数は過去最高となる3686万9900人を記録。現在は小さな地方空港にも中国や台湾、韓国などから国際線が飛んでおり、どこもかしこも外国人だらけだ。
それだけに差別意識などは持っていなくても外国人があまり来ない地域で、のんびり旅を楽しみたいと考える人もいるはず。だが、そんな場所は本当にあるのだろうか?
「山陰は旅行者に占める外国人の割合が少ないことで有名な地域のひとつです。鳥取砂丘や出雲大社、石見銀山、幕末の偉人を数多く輩出した萩など見所は豊富。しかも、皆生温泉や三朝温泉、玉造温泉など温泉も数多くあり意外な話ですが」(旅行誌編集者)
観光庁の統計によれば、24年11月における外国人延べ宿泊者数がもっとも少なかったのは、島根県の1万1100人。以下、福井県(1万1900人)、山口県(1万3540人)、秋田県(1万4480人)、高知県(1万4970人)、山形県(1万6950人)、富山県(2万1080人)、鳥取県(2万1160人)と続く。
反対に宿泊者が多かったのは、東京都(521万3850人)、大阪府(229万9000人)、京都府(157万6290人)で、最下位の島根に訪れる外国人は東京の約470分の1だ。
「雪の季節になると雪国を訪れる外国人が増える傾向にありますが、それでもここで挙がった県なら雪の量はたかが知れている。外国人で埋め尽くされるようなことはありません」(同)
また、立地的に韓国人観光客が多い対馬、石垣島や宮古島などの沖縄のリゾートアイランドを除く離島も穴場としてオススメとか。
「小豆島など瀬戸内海の島々や長崎の五島列島、佐渡や隠岐は、本土の有名観光地に比べると外国人は少ないですね。離島という時点でアクセスは悪くなるため、そのことも影響していると思います」(同)
知らないだけで外国人の少ない観光地はまだ数多く残されているようだ。
以上、アサ芸ビズから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部