夕方のスーパーで「あるもの」を待っていた…「主婦層だけでなく若い男性たちも」
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スーパーでは、閉店間際になるとお惣菜や弁当などに割引シールが貼られることが多い。シールを狙って来店し、安く購入する人も少なくない。では、実際にどのくらいの人が割引シールを待った経験があるのだろうか。
■約6割「割引シール」貼られるのを待った経験
全国の10代~60代の男女685名を対象に「スーパーの利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で61.0%の人が「スーパーで割引シールが貼られるのを待った経験がある」と回答した。
スーパーによって割引の時間帯は異なるものの、閉店1〜2時間前からシールが貼られることが多い。その時間を狙って、スーパーに向かう人も多いようだ。
■主婦層だけでなく若い男性たちも活用
性年代別では、多くの年代で女性の割合が高くなっているほか、10代~20代の若い男性たちも恩恵を受けているようだ。
やはり家庭の買い物を担当する主婦層が、お得な方法として活用しているのかもしれない。
■物価高騰を値引きシールで
割引シールが貼られた商品をよく買う30代女性は、「やっぱり食費はできるだけ抑えたいので、閉店間際のスーパーで割引シールを狙います。最近は物価が上がっていて、少しでも安く買えるならと思って…。仕事帰りにスーパーに寄ると、ちょうど割引シールが貼られる時間帯なんですよね」と語る。
普段は買えない商品がお得に手に入るときもあるようで、「賞味期限が当日でも、すぐに食べるので問題はありません。それにお得に買えたときは、達成感もありますね。割引シールを待つことで普段なら買わないような高めのお惣菜やお寿司も手に入るので、そんなときはちょっとした贅沢感も楽しめます」と続けた。
■値引きシールが待てない
買い物に時間をかけたくない40代男性は、「私は割引シールを待つ時間が、もったいないと思ってしまうんです。買い物はサッと済ませたいし、欲しいものが割引になるとも限りません。もっと時間があるのなら割引シールを待つかもしれませんが、今は仕事などでなにかと忙しいので…」と考えを述べた。
買い物スタイルが割引商品とは合っていないとも考えているようで、「それに割引品は消費期限が短いことが多いので、まとめ買いをするタイプの私には合っていないんですよね。結局、食べ切れないのなら、割引で買う意味がありません」とも話していた。
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編集者:いまトピ編集部