2025/3/9 13:16
余った「ギガ」を「メルカリアプリで売買できる」

余った「ギガ」を個人間で売買できるとは、なんとも画期的なサービスが始まったものだ。
メルカリが3月4日、通信事業者から通信回線を借り受け、サービスを提供するMVNO事業への参入を表明。
自社で基地局や回線設備などをもたず、ドコモの回線を借りるため、安価にサービスを提供できるのがメリットだ。
「メルカリモバイル」が面白いのは、月々のデータ通信量が余ったときに1GBを最低200円から最高500円の範囲内でメルカリアプリで売買できること。
気になる料金プランは、2GB月額990円(税込、以下同)、20GB月額2390円の2種類。
登録手数料として3300円が契約開始時にかかる。
今後、通話定額プランが提供される予定。
斬新なシステムだが、この絶妙な価格設定には「全然安くない」という声が…。
楽天の「最強プラン」は3GBまで1078円、20GBでも2178円とメルカリよりも安く、またRakuten Linkアプリを利用すれば通話料は無料になる。
ahamoは30GBで2970円だが、楽天モバイルと同様、契約事務手数料は0円なので、ギガの余裕を合わせてトータルではメルカリよりもお得ということになる。
そもそもギガの売買は販売手数料として10%が徴収されることに加え、希望価格でスムーズに売れるかはわからない。
個人売買に不慣れな人にとっては、手間を考えるとどれだけお得になるか…。
余ったギガの売買は面白い試みだが、どれだけの人が乗り換えるか注目である。
以上、詳細はアサ芸ビズをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部