老け見え確定…老化スピードが速い人と遅い人の「決定的な」違いにゾッとした

鏡に向かうたびに、「シワが増えた」「頬が下がってる」なんて老化ポイントを発見するたび「はぁ~っ」とため息。そんな毎日を送っていては、老化を加速させるだけなんです。
体と心の健康に、より良い情報を求めてアンテナを張っているオトナサローネは、ヘルシーオイル・プラス・コンソーシアムが主催した「医師本人が実践!インナービューティーメソッド・レッスン」と題したイベントに参加。登壇されていた、消化器内科医であり、「むき卵肌ドクター」と称される工藤あき先生の若々しさの秘密について、お話を聞きました。
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消化器内科医として治療していると、体の中の状態と見た目は密接に関係していると感じます。私たちの体は食べたもので作られているので、特に食生活が乱れると肌のトラブルとして現れることが少なくありません。
私は意識して食生活を整えているつもりですが、生理前に食欲が増したり、甘いものが食べたい誘惑に負けてしまったりすることも。すると肌が荒れて、「食生活が乱れていたから」と実感することがあります。インナービューティーは、美肌づくりの基礎なのです。
私たちはカレンダー通りに年齢を重ねますが、老化具合は人によって違うことがニュージーランドの研究から報告されました。1年間で、たった0.4歳しか老けない人もいれば、2.44歳老けていた人もいて、その差は約6倍! 老化の進行度が早い人ほど、老け見えします。「あの人、若くて元気そうよね」と感じた人は、本当に若さを保てている人なのです。
老け見えの原因の一つは、肌の老化です。肌の老化の3つのポイントと予防法を、覚えておいてください。
1糖化「体の焦げ」……体の中の糖分が過剰で、消費しきれない分がタンパク質にくっつくこと。肌のくすみなどにつながりやすいです。
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糖質の低い食材を選びましょう。低GI食品といって血糖値が上がりにくい食品を選んで血糖値が急激に上昇しない食事に配慮したり、甘いものを控えたりすることが効果的です。
2酸化「体のサビ」……体に備わっている抗酸化力は、加齢とともに低下します。活性酸素がたまりやすくなり酸化が起きて、肌のシミやシワにつながる可能性が。
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ポリフェノールなど抗酸化物質の多い食品を選び、抗酸化力を補います。お酒や揚げ物、スナック菓子が好きな人は酸化しやすいので注意を。
3炎症「体の火事」……活性酸素、皮脂、環境ストレスなどを防御するための免疫反応のこと。体の中で小さな火種がくすぶり続けるような状態で、まさに体内の火事です。体の組織や細胞にジワジワとダメージを与え続け、さまざまな老化現象や肌へのトラブルを引き起こします。
食事にオメガ3を取り入れましょう。オメガ3には、血液をサラサラにする、整腸作用があるほか、肌の新陳代謝を促すといった働きがあり、体の巡りを整えてくれます。
詳しくはオトナサローネをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部