食べ放題「しゃぶ菜」にあって「しゃぶ葉」にない「最高の〇〇」

全国に70店舗以上を展開する食べ放題レストラン「しゃぶ菜」。
すかいらーくグループの「しゃぶ葉」と混同しがちですが…果たして違いは!?
しゃぶ菜は、クリエイト・レストランツ・ホールディングスの傘下であるクリエイト・レストランツが運営する、しゃぶしゃぶとすき焼きが食べ放題のレストランチェーン。
同社は野菜料理ブッフェ「はーべすと」やスイーツ専門店「デザート王国」なども運営しています。
すかいらーくグループの「しゃぶ葉」と混同しがちな「しゃぶ菜」、グーグルですら同じ様子。「しゃぶ菜」でググると、上位にしゃぶ葉の情報が出てきてしまいます。
しゃぶ葉が全国290店(6月30日時点)と店舗数で大きく上回っているため、筆者はてっきり「しゃぶ菜はしゃぶ葉のパクリ店」と思っていたのですが…完全に勘違い!
運営会社の公式サイトによると、しゃぶ葉の1号店が2007年5月にオープンしたのに対し、しゃぶ菜は同年1月時点で少なくとも3店舗は運営していた模様。この情報が正しければ、しゃぶ菜が先行していたことになります。
今回訪れた店舗の主なコース(大人料金)は以下の3種類。価格帯はしゃぶ葉と大差ない印象です。
・豚ロースコース ランチ1,758円 ディナー2,308円
・ダブル豚コース ランチ1,978円 ディナー2,528円
・スタンダードコース 大人2,308円 ディナー2,858円
小学生以下は料金が全コース共通。ランチは小学生988円、小学生未満658円、3歳以下無料。ディナーは小学生1,208円、小学生未満658円、3歳以下無料。
また、寿司の食べ放題(+550円)やソフトドリンクバー(+328円)を付けることも可能。
しゃぶ葉と似ている部分が多いですが、決定的な違いは「たれ&薬味コーナー」。
そこにはしゃぶ葉では見たことのないものが!
たれは「ポン酢」「めんつゆ」「ごまだれ」の3種類としゃぶ葉に比べて少ないものの、薬味の顔ぶれが新鮮しゃぶ葉でおなじみの「ザーサイ」「きざみおくら」「ゆずこしょう」などは見当たらず、しゃぶ菜には「パクチー&水菜」「紅生姜」「豆鼓肉そぼろ」「スイートチリ」「ピーナッツ」……と、しゃぶしゃぶの未知なる可能性を感じさせる薬味が並んでいました。
SNSでは現在もパクチーを提供しているしゃぶ葉の店舗が一部あるとの口コミが見られますが、しゃぶ菜の「パクチー&水菜」はおそらく常設。
パクチー好きにはたまりません。
今回の食事で感じたことは、主に3つです。
(1)サービス内容は“ほぼしゃぶ葉”
(2)たれは3種類だけだが、薬味のラインアップが楽しい
(3)一番安いコースでも、薬味を変えれば飽き知らず
店内のオペレーションや店員さんの接客も気持ちよく、マイナス面はなし。しろ、しゃぶ葉のように備え付けのタブレットから注文するよりも、客全員が自分のスマホからさくっと注文できるので、その点はしゃぶ菜のほうが便利かもしれません。
しゃぶしゃぶの可能性を広げてくれたしゃぶ菜。しゃぶ葉との違いを比べてみるのも楽しいですよ!
以上、詳細はスーパーマーケットファンをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部