強すぎる電車のエアコン「強冷房車」「大歓迎」「ものすごい涼しかった」
日本の夏がいよいよ本気を出してきた。
みなさん「強すぎる冷房」と「弱すぎる冷房」ならば、どちらがマシか考えた経験はないだろうか。
以前X上では、電車内のエアコン付近で目撃された衝撃の光景が話題になっていたと、Sirabeeが紹介。
「東武の電車、エアコン強すぎて中吊りバキュームされてる…」
そんな意味深なポストをしたのは、Xユーザー・しーさいどさん。
電車の天井を撮影した写真が添えられているのだが、一見すると何の変哲もない光景。
だがよく見ると、天井から吊り下げられた一部の広告が、猛烈な勢いでエアコンに吸い込まれているではないか。
Xユーザーからは
「そのうち、吊り革もバキュームされそう」
「強いエアコン大歓迎」
「これ、広告主的にはどうなんだ」
「強冷房車か…」
「涼しそうで羨ましい」
と、驚きの声が相次いでいる。
一方で、東武鉄道の列車の走行区間には群馬県の館林、大田、伊勢崎など、国内屈指の最高気温を記録する地域が含まれているため、「日本で一番暑い館林を走るんだから、当然」といった意見も散見された。
東武鉄道は
「車両の空調につきましては、カレンダー機能で季節による温度補正や空気ばね内圧による混雑度に対しての温度補正も行なっており、冷房スイッチの投入自体は、その電車の担当乗務員が実施します。しかし、その後は自動で温度を調節してくれる仕組みとなっております」
と、説明。
つまり乗務員による温度の操作は行なっておらず、空調が「ベスト」と判断した温度に調整されているのだ。
投稿主・しーさいどさんが当該車両に乗車した際の気温は35℃。
「炎天下を歩き回った後に乗った電車なので、相対的にものすごい涼しかった」とのコメントが得られている。
ただ、いくら冷房が強かろうと、今回の写真のような状況は起こり得るのだろうか。
「通常、車内広告が単純に垂れ下がっている状況であれば、空調を強めに入れたとしても、投稿画像のような状況にはなり得ません」
「しかし、吸い込み口付近まで広告が近づけば、吸い込む可能性はあるようで、例えば、誰かが通りががる際に、広告を叩くなどのイタズラ行為をした場合、上部の吸い込み口に広告が接近し、吸い込まれるといった事態が起きる可能性は考えられます」
あくまで推測の域を出ないが、乗客によるイタズラの可能性もゼロではないだろう。
軽い気持ちのイタズラも、時には思わぬトラブルになりかねない。
心当たりがある人は、公共の場では控えてほしい。
編集者：いまトピ編集部
