「もののけ姫」の別タイトル案は「アシタカ〇〇」

2025年8月29日、スタジオジブリのアニメ映画『もののけ姫』が、映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送されました。
同番組のXアカウントは、ストーリーの進行に合わせて、裏話や豆知識を投稿。
ヒロインの人物設定である『もののけ姫』というタイトルには、別の案もあったといいます。
「タイトルについて#宮﨑駿監督は、当初「#もののけ姫」のタイトルでこの企画を開始しましたが、制作途中で「アシタカせっ記」(「せっ」はくさかんむりに“耳耳”)にしようと考えました。
それを元の「もののけ姫」で行くと決めたのが鈴木プロデューサーなのだとか。1996年12月の#金曜ロードショーの特報で「もののけ姫」というタイトルが初めて発表されました」
スタジオジブリのプロデューサーとして、ヒット作を多く手掛けてきた、鈴木さん。『もののけ姫』というタイトルに、強く惹かれる部分があったのかもしれません。
鈴木さんの意見がなければ、『もののけ姫』というタイトルの映画は生まれていなかったのですね。
自然と人間の対立を描いた同映画は、どこを舞台にしているのでしょうか。
「鎮西(ちんぜい)とは今でいう九州のこと。海を渡ってきたと話すジコ坊の言葉から推察すれば、物語の舞台は本州ということになります。」
同アカウントによると、本州を舞台にしていると考えられるそう。また、作中のセリフなどから時代設定は室町時代の頃だとか。
ネット上では、
・へぇー、知らなかった!これは意外な情報。
・鎮西って九州なのか。海外かと思っていた。
・ずっと気になっていたので、スッキリしました。
・『もののけ姫』を見てから調べて、鎮西が九州だと知りました。
と多くのコメントが寄せられていました。
また、『もののけ姫』といえば、歌手の米良美一さんが歌う、映画と同名の主題歌も印象的。
「#米良美一さんが歌う、#宮﨑駿監督が書き下ろした「もののけ姫」主題歌。
米良さんは、いつもイメージを膨らませて世界観を作り上げ、歌うそうですが、収録当初、この歌を誰の視点で、どう歌ったらいいのか混乱してしまったそうです。
宮﨑監督は、迷いながら歌っている米良さんに気付いたのか、「この歌はアシタカのサンへの気持ちを歌った歌なんです。アシタカの心の中の声、です。」と話したそうで、米良さんはその結果、鮮明なイメージをもってのびのびと歌うことができたそうです。
「悲しみと怒りにひそむ まことの心を知るは 森の精 もののけ達だけ」という一節には、#サンの心の底を知ることができない#アシタカの切ない心情が表現されているようですね」
米良さんの迷いに気付いた宮崎さんは、自ら世界観について説明したのだそう。一流同士のやり取りには、プロの凄みを感じますね。
宮崎さんと米良さんにこのようなコミュニケーションがあったとは、知らなかった人も多かったようで、こちらも大反響。
・歌詞にそのような意味が込められていたなんて…改めて聴くと感動。
・ラブソングだったという事実に震える。
・監督のひと言によって、歌に命が宿ったのですね。
・なんて切ないんだ…。新しい発見。
1997年に公開され、30年近く経った2025年現在も幅広い世代に愛され続けている、『もののけ姫』。
制作の過程や裏設定を知ることで、より深く作品の魅力を知ることができるかもしれません。
以上、詳細はgrapeをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部