2024/2/9 13:42
ワークマン、あんなにバズってるのに「業績が悪化」していた…理由は「〇〇が離れていったから」
作業服やアウトドアウェアを販売するワークマン。
近年はコスパの高い『ワークマンプラス』や『#ワークマン女子』などアウトドア向け商品が大人気。
ところがそのワークマンが5日、2024年3月期(23年4月~24年3月)の業績予想を下方修正したのだ。
従来予想から一転して2期連続の減益となる見通しで、暖冬による防寒商品の販売低迷や円安の長期化が挙げられているが、原因はそれだけではないという。
「実はワークマンは既存店客数の減少が続いていて、離れた客の多くはもともと同店の常連だった職人たちとされているのです。というのも、ワークマンは『ワークマンプラス』や『#ワークマン女子』などアウトドア向け商品の人気に伴い、店舗には若者たちが殺到しました。そのおかげで、作業着は隅に追いやられ、駐車場にも車がなかなか停められないといった状況から職人たちが敬遠してしまったのです」(経済ジャーナリスト)
職人が買う作業服は基本的に大きくデザインが変わることもなく、値下げせずとも安定的に売上が期待できる部分。
キャンプブームも下火になったと指摘される今、その作業服が売れないとなるとワークマンの根幹を揺るがすことになりかねないようだ。
ワークマンとしては作業客を何としても繋ぎとめたいところだが…。
果たして、ワークマンは職人たちのハートを取り戻すことができるのだろうか?
以上、アサ芸ビズからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部