2024/4/10 13:00

駅のトイレ「〇〇を発見した場合…」理不尽すぎる警告に「誰も通報しなくなる」「発見するだけ損」「勘違いする人いる」

駅

「難しい言語」というイメージを持たれている日本語。
日本人ですら「日本語って難しい…」と、しみじみ感じるシチュエーションは少なくない。

現在X(旧・ツイッター)上では、都内某駅のトイレに掲出された注意書きの解釈をめぐり、議論が起こっている。

「発見するだけ損じゃねぇか」

とあるXユーザーのポストには「ご案内」と書かれた注意書きの画像が。

「トイレ詰まりや、異常を発見したら駅社員にお知らせ下さい。異物を流した場合、故障の原因となり使用できなくなります」

と書かれているのだが、最後の行には

「発見した場合、修理費用を請求します。大塚駅」

と書かれている。

注意書きを掲出した目的と文脈から判断すると、最終行は「(駅員が、異物を流している人物を)発見した場合、修理費用を請求します」と解釈すべきだろう。

しかし冒頭「トイレ詰まりや、異常を発見したら駅社員にお知らせ下さい」と『発見』という単語を使ってしまったがゆえ、見方によっては「トイレ詰まりや異常を『発見』して駅社員に知らせた場合、修理費用を(発見者に)請求する」とも解釈できてしまうのだ。

Xユーザーからは、

「言いたいことは分かるけど、伝わらない人には伝わらないのも分かる」
「これなら報告しない方が良いな」
「日本語って難しい」
「主語や目的語を削りすぎると、複数の解釈ができあがる」

と、日本語ならではの問題に多くの反響が寄せられていた。
一方で「この文章、勘違いする人いるの?」と、疑問に感じる人も一定数いた。

JR東日本担当者は「誤解を生む表記のため、当該掲示については正しい表記にし、張り替えを予定しています」と回答している。

改めて日本語の難しさを感じさせる今回の問題。
当然だが、駅だけに限らず公共の場のトイレでは、利用者一人ひとりがマナーやルールを守るよう心がけたい。

以上、Sirabeeからお届けしました。

駅トイレで発見した警告、理不尽すぎる内容に目を疑うが… 「日本語って難しい」と話題に – Sirabee駅トイレで発見した警告、理不尽すぎる内容に目を疑うが… 「日本語って難しい」と話題に – Sirabee

編集者:いまトピ編集部