2024/4/14 10:28

高級レストランの店内に響き渡る「ペイペイ!」はいかがなものか…見栄を張って「痛い目にあいました」

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「ペイペイ!」

今やQRコード決済の代名詞とも言えるPayPay。
しかし決済時に響き渡る「ペイペイ!」がちょっと…という方もいるのではないでしょうか。

PayPayにはPayPayステップというシステムがあり、ひとつ前の月の支払い回数と支払額に応じて、翌月のポイント還元率が変わります。

最近ではほとんどのお店でPayPayが使えて、高級店でもPayPay決済が可能です。
できればPayPayで決済したいところですが、ここで問題があります。

まず高級店では支払いがテーブルチェックの場合がほとんど。
お会計をお願いするとギャルソンが伝票を黒いフォルダーに挟んでテーブルまで持ってきてくれます。
PayPayで決済する場合、その場でギャルソンに

「すみません。支払いはペイペイで」

と言い、ギャルソンは

「わかりました。それでは恐縮ですが一緒にクロークまでお越しください」

と答え、その後、テーブルから少し離れたレジのあたりで

「ペイペイ!」

というあの声が店内に響き渡る展開になります。

オトナの会食など、ちょっと「見栄」を張りたい場面ではどうしても躊躇してしまうのです。

月末までにあと2万円支払えばPayPayステップの恩恵が受けられる、というタイミングで「オトナの会食」をした私。

「ペイペイ!」という音声は見栄の観点でいかがなものか?と躊躇し、一瞬の判断でPayPayカードで支払うことにしました。

PayPayカードは表側を見るとPayPayカードだとわかりますが、裏側を見るとブラックカードに見間違うという利点があります。

PayPayカードの支払いでも月10万円以上の支払い条件に該当するのですが、飲食店からVISAを経由してカード会社へ情報が伝わるまでに3日ほどのタイムラグがあります。4日あれば今回の支払いもカード会社に伝わるだろうと思ったのです。

しかし結果は…結局間に合わず。
見栄のおかげで、条件まで2万円足りず、PayPayステップの恩恵を受けられませんでした。

ただ、PayPayステップは今年3月からルール変更がされています。
月10万円を超えたかどうかの判定は、支払った日がその月内であれば翌月に届いた支払いでも反映されるようになっています。

今後同じ失敗が起きることはありません。

ただ教訓は…「見栄にはお金がかかるものだ」ということですね。

以上、Sirabeeからお届けしました。

得なのは「PayPay決済」か「クレカ払い」か? “見栄”のせいで選択誤ったポイント還元の落とし穴 – Sirabee得なのは「PayPay決済」か「クレカ払い」か? “見栄”のせいで選択誤ったポイント還元の落とし穴 – Sirabee

編集者:いまトピ編集部