2024/2/16 14:56

藤井聡太、1億6597万円を超える史上最高額「1億8634万円」大谷翔平と同じか

藤井聡太Amazon

日本将棋連盟が発表した2023年の獲得賞金・対局料ランキングで、史上初の八冠独占を達成した藤井聡太が1億8634万円でトップとなり、1995年に羽生善治九段が記録した1億6597万円を超える、史上最高額を更新したという。

そんな藤井八冠の金銭感覚を、プロ棋士になってからの発言をもとに紐解いてみた。

【最も高い買い物はパソコン】

藤井八冠の強さの秘密は「人工知能(AI)」ソフトを駆使した100手以上先を読む解析力と、意表を突く攻めにも59秒以内に冷静に最善手を指す判断力だといい、既製品のパソコンの動作スピードでは藤井八冠に太刀打ちできず、藤井八冠はAIの「読み」のスピードを高めるために世界最高水準の米AMD社の高性能CPU(パソコンの性能を決定づける中央処理装置)を組み込んだPCを自作。米AMD社はインテルと並んでCPU市場の双璧をなす、巨大半導体企業だという。

藤井八冠が愛用するCPU「Ryzen Threadripper PRO 5995WX」は、CPU単体でも市場販売価格が100万円を超える。その解析スピードたるや「1秒間で8000手先」まで読める、世界最高水準であり、同社が開発するCPU最新モデルが完成次第、藤井八冠に技術提供すると確約しているとのこと。

藤井八冠は「いちばん高い買い物はパソコン」と公言しており、自分で買ったCPUの市場価格70万円を上回る高額商品は買わない方針のようだ。

【私服は大谷翔平と同じ趣味かといえば…】

昨年の王将戦での写真撮影で目を引いたのが、胸元にブランドロゴが入った「BOSS」の黒いパーカー。BOSSはドジャース・大谷翔平がアンバサダーを務めており、藤井八冠が着たパーカーとソックリの黒いパーカーを、大谷も昨年3月、WBC優勝後にロスに戻った際に着こなしていたという。無敵の2人は服の趣味も似ているのかと思いきや、藤井八冠が着ていたパーカーは伊勢丹立川店からの衣装提供で、自前ではなかったとのこと。

普段はブランドロゴの入った私服を着るわけでもなく、過去のYouTubeインタビューでは、

「自販機で飲み物を買った時に、贅沢しちゃったなと思う」

と財布の紐を締めていた藤井八冠。それでも、手元に100万円があったら「またパソコンを自作する」そうだと「アサ芸プラス」が報じている。

史上最高1億8600万円の賞金王…藤井聡太八冠のカネの使い道は「自前のパソコン」と「クマちゃん」 | アサ芸プラス史上最高1億8600万円の賞金王…藤井聡太八冠のカネの使い道は「自前のパソコン」と「クマちゃん」 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部