2024/3/16 09:35

『マクドナルド』新メニュー「味が薄くて残念」

マクドナルド

マクドナルドとロッテリアが期間限定メニューとして3月中旬より「抹茶パイ」の発売を開始。それぞれを食べ比べ、3つの項目ごとに評価してみました。「抹茶パイ」対決を制したのは果たして?

競合がひしめくバーガー業界。他店と差をつけるべく、素材にこだわった独自メニューや、期間限定商品を次々と展開するなど、それぞれ工夫を凝らしてさまざまな商品を展開しています。

 日本ソフト販売株式会社が昨年5月に発表した「【2023年版】ハンバーガーチェーンの店舗数ランキング」では、トップが「マクドナルド」、2位が「モスバーガー」、3位「ケンタッキーフライドチキン」、そして4位が「ロッテリア」となっていました。その1位と4位が、期間限定メニューとして3月中旬より「抹茶パイ」の発売を開始。

 そこで、それぞれを食べ比べ、「衣のサクサク度合い」「抹茶の味の濃さ」「全体的なバランス」の3つの項目ごとに評価してみました。

マクドナルドは、3月13日(〜4月中旬まで予定)から「抹茶黒蜜わらびもちパイ」の販売を開始。

中身は抹茶あん、わらびもち、黒蜜ソースと、これまた初の3層構造になっているといい、確かめるべく包丁を入れると、サクサクっと音が。しっかり揚がっていることがわかりました。

 いざ口の中に入れると、期待通りのサクサク……というかザクザク感。生地には抹茶が練りこまれていますが、風味はあまり感じません。抹茶クリームはなめらかな舌触りですが、こちらも味は控え目です。

 一方で、黒蜜は主張が激しく、しっかり甘さがあって、ほんの少しのしょっぱさも感じました。そしてわらびもちですが、本わらび粉を使っているそうで、弾力はそこまでなく、どちらかというと“ぷるぷる”よりも“とろとろ”した食感。普通のお餅より食べやすい気もします。

 ただ、やはり全体的に抹茶を押し出しているわりには味が薄いので、抹茶が好きな人は残念に感じるかもしれません。「黒蜜わらびもちパイ~抹茶風味~」くらいだったら、納得できそうですが……。

続いて、4月下旬まで「抹茶フェア」を開催しているロッテリアの「宇治抹茶パイ」を実食! こちらは、マックの「抹茶黒蜜わらびもちパイ」とは異なり、宇治抹茶チョコクリームと宇治抹茶クリームの2層のフィリングを入れたシンプルな構成になっています。

包丁を入れた感じは、マックほどサクサク感はありませんでしたが、いざ食べてみると、抹茶の味が濃く、しっかりした甘みの中にほどよい渋みが広がり、「これを求めてた~」と思わず感動! 抹茶好きの人にはこちらをおすすめしたいなと思いました。

 なお、ほかにも「宇治抹茶パフェシェーキ」390円、「宇治抹茶シェーキ」270円を販売しているんですが、ネット上の口コミを見てみると、もともと「味が濃くておいしい」と、「抹茶ラテ」300円の人気が高い様子。

 今回の「宇治抹茶パイ」も大満足だったので、次回はドリンクメニューにも挑戦してみたくなりました。とサイゾーウーマンは報じた。

ロッテリアは感動のおいしさ! マクドナルドは「味が薄くて残念」――期間限定「抹茶パイ」食べ比べ(2024/03/15 16:30)|サイゾーウーマンロッテリアは感動のおいしさ! マクドナルドは「味が薄くて残念」――期間限定「抹茶パイ」食べ比べ(2024/03/15 16:30)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部