2024/3/25 10:49

『ドラえもん』超え、15日公開『映画』興行成績1位に「不満の声も目立つ」

変な家Amazon

間宮祥太朗と佐藤二朗がダブル主演を務め、川栄李奈がヒロインを演じるミステリー映画『変な家』が3月15日に公開された。全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、3月15~17日)では、公開3週目の『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』を上回り、初登場1位を獲得したが、ネット上では酷評も目立っているようだ。

 原作はミステリー作家でYouTuberの雨穴氏によるベストセラー小説『変な家』(飛鳥新社)。展開としては、2020年10月にウェブメディア「オモコロ」と雨穴氏の公式YouTubeで公開された「【不動産ミステリー】変な家」が最初だ。

 同YouTube動画は現在1820万回再生を超えており、これまでに小説、漫画、朗読劇としても展開。今回実写映画化された『変な家』は、全国317館で大規模公開され、初日から3日間で観客動員34万4000人、興行収入4億7400万円を記録した。

 そんな出だし好調な『変な家』だが、ネット上では「急に大きな音が出るシーンは、本当にマジでビビった! 若い子が友だちと怖がりながら見るにはおすすめ!」「キャストが豪華だし、原作にないシーンもかなり楽しめた」と好意的な声が見られる。

 一方で、「後半で急にB級ホラーが始まって、呆気にとられた。この映画を作った方は、雨穴作品のじわじわくる怖さを理解していないのか?」「映画館はほぼ満席だったけど、内容は原作の良さを潰してた。不気味さよりも音で驚かすタイプのホラーだった」などと不満の声も目立ち、賛否を呼んでいるようだ。

 オリジナル展開が一部原作ファンを困惑させている様子の『変な家』。興行収入がどこまで伸びるのか、はたまた潮が引いてしまうのか注目したい。と日刊サイゾーは報じた。

『変な家』興行成績1位で『映画ドラえもん』超えも…ネットで酷評続出のナゼ|日刊サイゾー 『変な家』興行成績1位で『映画ドラえもん』超えも…ネットで酷評続出のナゼ|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部