2024/4/3 11:25

『映画』1位を獲得もボロクソ、苦言殺到

ゴミ

間宮祥太郎の主演映画『変な家』が大ヒットしており、一部の映画好きはヒットに首を傾げているというが、なぜここまで成功したのだろうか。その秘訣は巧みなソーシャルメディア戦略にあったようだとのこと。

映画『変な家』は、ホラーライターでYouTuberの雨穴が生み出した小説やYouTube動画を基に実写映画化。4月1日発表の映画ランキングで3週連続1位を獲得し、累計動員は207万人、興行収入は26億円を突破。大ヒットを記録している。

しかし公開当初は、原作と異なる描写が多く見られることなどから、厳しい批判が集まっていたといい、映画ライターは

「原作は想像を掻き立てるような、会話を中心にした不気味な展開が人気に繋がっていました。しかし映画は露骨なホラー描写が追加されており、悪く言えばチープな作りになっています。その露骨な描写こそが、ヒットに繋がったのもしれません」

と語る。

原作ファンからはボロクソに叩かれているが、

「作品の映画的評価が、興行収入に直結するとは断定できません。ヒットしていてもつまらない映画もありますし、ヒットしていなくても面白い映画は山ほどあります。ただ『変な家』に限っていえば、映画的に評価されているとは言いがたい」(同・ライター)

とのこと。

若者向けの人気バロメーターであるTikTokでも、『変な家』は人気だといい、フォロワーは7.7万人。キャスト陣による宣伝動画やオフショットが数多くアップされ、多くの「いいね」が獲得。また、YouTubeにアップされた75秒の予告動画は288万回再生を記録するなど、若者にバズっていることがわかるといい、映画業界の未来は明るいようにも思えるが、鑑賞マナーの悪さが問題に。

ソーシャルメディアには《中高生がガヤガヤうるさくて集中できなかった》《いたる所から喋り声、笑い声が聞こえたし、隣の子がスマートウォッチ光らせてたのに隠しもしなかった》《客層中高生で、しかもほぼ満席だったからなのか、映画始まって5秒後まで館内うるさかった》《中高生集団のマナーが最悪でしたね、年齢層が低めの映画とはいえ》といった苦言が殺到しているほか、男子中学生らしき観客が館内にゴミをばら撒き、放置したまま帰ったという写真付きの投稿も見受けられたという。

ここ最近、映画業界は無くなると言われ続けてきた。『変な家』のヒットは様々な意味で業界の未来を変えるかもしれないと「週刊実話WEB」が報じている。

映画『変な家』3週連続1位の大ヒット! 若年向けターゲット戦略が大成功 一方で鑑賞マナーに苦言殺到「中高生集団のマナーが最悪」映画『変な家』3週連続1位の大ヒット! 若年向けターゲット戦略が大成功 一方で鑑賞マナーに苦言殺到「中高生集団のマナーが最悪」

編集者:いまトピ編集部