2024/6/18 13:20

『警察24時』謝罪も、逆ギレの演出か

泣き

昨年3月28日に放送した『激録・警察密着24時!!』で不適切な内容があったとしてテレビ東京は、石井一郎社長、加藤正敏常務の報酬の一部返上と、今後は同番組を放送しないことを発表した。同番組では、愛知県警が、人気アニメ『鬼滅の刃』を連想させる不正な類似品を販売していたとして不正競争防止法違反容疑で業者4人を逮捕した様子を放送し、うち3人はその後に不起訴になった事実を伝えていなかった。逮捕直前のシーンでは「人気キャラクターに便乗して荒稼ぎ」「逆ギレ」「今度は泣き落とし」などと刺激的なナレーションを入れ、「偽鬼滅組織を一網打尽」などのテロップで過剰に演出した。

 また、捜査員同士の会話のシーンについて、事後に撮影したものであるにもかかわらず、再現シーンである旨を明示していなかった。テレ東は、不適切だったとして謝罪する番組を5月28日に放送したが、類似の番組は他の民放局も放送しているため、テレビ東京だけの問題にとどまらせずテレビ業界を挙げて抜本的な対策が必要との指摘も多いとビジネスジャーナルは報じています。

テレ東と愛知県警、協力して「やらせ」・捏造し冤罪を生む…『警察24時』で | ビジネスジャーナルテレ東と愛知県警、協力して「やらせ」・捏造し冤罪を生む…『警察24時』で | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部