40年目に突入も…「終わってほしい番組」ぶっちぎり1位に
どうやらタレント・和田アキ子の耳には世間の評価は届いていないのかもしれない。7月13日に生出演したニッポン放送「アッコのいいかげんに1000回」では、TBS系情報番組「アッコにおまかせ!」の節目に感謝するとともに、他局での新番組スタートにも思いを馳せる場面があった。
この日の放送では、緊急時にも速報のニュースを流さずに通常通りの番組を放送する独自路線を貫くテレビ東京について話が展開。和田は「独特な局のカラーがある。ちょっと失礼かもしれないけど、“街のテレビ局”みたいな感じがする時がすごくある」とテレ東に好感を抱いているようで、「なんか夕方とかに好きにやらせてもらえへんかなぁって思うことが多々ありますね、テレビ東京を見ていると」と同局でレギュラー番組を持ちたいという願望を口にした。
和田は高齢者が視聴する番組が減りつつある現状を憂いており、「テレ東なら見てくれそうな感じがする」と期待。自身も最近はテレビを見る機会が少なくなったというが、TBSで39年間続けてきた「アッコにおまかせ!」については「10月で40年目に入るんです。続けさせていただいて感謝です。『おまかせ』は私の周りの人に聞いてみると、もう視聴習慣がついちゃってるみたい。11時45分になったら『アッコにおまかせ!』っていう」「ありがたいことです」とお茶の間に愛され続けることへの感謝を述べている。
「ライフワークともいえる冠番組の40周年を前に、視聴者への思いを語りつつ、さらに新番組への野心を口にした和田ですが、『アッコにおまかせ!』は“アッコにでまかせ”とヤジられるほど激しく炎上したばかり。その原因は7月7日、都知事選投開票当日の放送回で、投票時の記載の注意点として、アシスタントを務めるTBSの宇内梨沙アナが『平仮名で立候補している人は平仮名で、漢字で立候補している人は漢字で書くようにしてください』と紹介。しかし、選挙管理委員会によると、実際には平仮名やカタカナ、漢字にかかわらず、どの候補者かを特定できれば有効になるとのことで、番組中に訂正し、謝罪。また、投票所への整理券やマイナンバーカードの持参の必要性についても事実とは異なる説明があり、その点については番組内での補足もなく、『都知事選当日にこんな放送をするなんて選挙妨害だ』などと炎上する事態になっていました」(テレビ誌ライター)
また、7月8日には「FLASH」が「もう終わってもいいと思う長寿番組」について、全国の30代から60代の男女500人にアンケート調査を実施。30年以上続く地上波放送を対象にしたところ、2位以下を大きく突き放す“ぶっちぎりの1位”に「アッコにおまかせ!」が選ばれている。
その理由として、和田への他の出演者の忖度ぶりが痛々しいとの声や、和田の価値観が世間一般とズレているという意見が紹介されていた。
テレビ東京で新たな番組のスタートを希望する前に、まずは「おまかせ」に寄せられる世間の不満に耳を傾ける必要があるのではないだろうかとアサジョが報じた。
編集者:いまトピ編集部