『最終回』視聴率は9.5%有終の美を飾ったも...無理すぎる「胸クソエンド」
月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)最終話が9月23日に放送された。ハッピーエンド風に書かれた手紙をめぐって、視聴者からは「謝れ!」と憤る声が続出している。
23日放送の最終話では、水季が亡くなる前に夏へ宛てた手紙の内容が明らかになった。手紙には「内緒で産むと決めたこと、後悔していません。夏くんがいなかったけど、海と過ごせて幸せでした」「海を幸せにしながら、自分も幸せになってね」と、海の父親になることを決めた夏に向けたメッセージがつづられていた。
「夏は海の存在を知ってから、父親になるため生活や交友関係を一変させ、全力で海と向き合ってきた。その苦労は水季も想像できたはずなのに、謝罪は一言もなかった。それどころか、手紙には『自分も幸せになってね』のほか『夏くんも誰かと生きてね』との願いも。しかし、その“誰か”の有力候補だった夏の元恋人・弥生(有村架純)とは“幸せ”を掴むことができず、破局の原因が自分にあるとは微塵も感じていない様子でした」(ドラマライター) この手紙に、視聴者は《謝罪しろ!》《あかん、手紙の内容が無理すぎる》《何様なんだろう。上から目線の傲慢な内容》などと大荒れした。
しかし不評だったのは、手紙の内容だけではない。
「最終話では、夏と弥生が交際当初など、過去の話が随所で挿入されました。ですが、登場人物たちの外見が変わっておらず、『時系列がわかりにくい』と不満が続出。また、水季と海を大切に思うがゆえ、夏への当たりがキツかった水季の母親・朱音(大竹しのぶ)が、最終話にして態度を軟化させるかと思いきや、『娘が自分より先に死ぬことを想像してみて』と理解を求めてきたのです。back numberが歌う、切ない主題歌『新しい恋人達に』でも、胸クソエンドはごまかしきれませんでした」(同)
賛否が目立つ最終回だったが、平均世帯視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、前話から1.7ポイント上昇し、有終の美を飾った、と週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部