『スーパーマーケット』売上7.9%の増、過去最高を記録
首都圏を中心に展開するスーパーマーケットチェーン「サミットストア」。最近ラインアップが増えているというPB商品をチェックすべく、実際に店で買い物してきました。
※2024年9月30日時点の税込価格と情報です
※価格はによって内容量によって異なる場合があります
※最新の情報は公式サイトをご確認ください
住友商事グループの一員でもある、食品スーパーマーケット「サミットストア」。「日本のスーパーマーケットを楽しくする!」をスローガンに、東京・神奈川・埼玉・千葉で計124店舗を展開しています。
24年3月期決算によると、売上高は3339億8700万円と非常に好調。前期と比べて7.9%の増加となり、過去最高を記録しました。この伸び率はコロナ禍中よりも好調だったそう。インストアベーカリーである「ダン・ブラウン」を導入した店舗が増えたことも、売り上げを後押ししたようです。
インストアベーカリーに力を入れている同社ですが、PBについては所属している日本スーパーマーケット協会(AJS)が開発する「くらし良好」の商品を取り扱ってきたため「作らない」としてきました。
しかし少し前に方針転換があったようで、ここ最近では「サミット」オリジナルのPB商品をちらほら見かけるように。「くらし良好」と共存するかたちで、ラインアップを増やしています。
平日の午後2時過ぎ、都内の「サミットストア」を訪れました。ピークタイムではないはずが、予想よりも客足が多く活気のある雰囲気。今回はPB商品を中心にチェックしていきます!!
青果・鮮魚コーナーでは特にPB商品は見当たらず。入り口すぐに大量に陳列されていた「焼きいも(シルクスイート)大容量」に季節を感じた次第です。
続く調味料コーナーでPB商品に初遭遇。「しょうが焼きのたれ」429円、「焼肉のたれ」375円。焼肉のたれは、正田醤油を使用し、りんごの甘みとニンニクの旨味をきかせているそう。
ほかにも「中濃ソース」386円、「ステーキしょうゆ」213円などが。「サミットドレッシング」429円は(ごま・玉ねぎ・ゆず・しょうゆ)の4種類。九州産サラたまちゃんや徳島県産柚子果汁など、国産原料を使っていることがアピールされていました。
調味料をひと通りチェックしたところで、加工魚コーナーへ。こちらは「電子レンジでチン!! だけ??」というポップが目を引くPB惣菜が数種類。
メニューは「魚のから揚げ風」「まぐろハンバーグ」「ヤンニョムシーフード」「エビチリ」「骨取りさばみりん干し」「イカブロッコリーのオイスター炒め風」各302~572円などバラエティ豊か。注力していることが感じられます。
レンジアップですぐに食べられる&切り身の厚さに魅力を感じ、人気ナンバーワンだという「おさかな西京漬」258円を購入してみました。
加工肉コーナーにも同じようなPB総菜が。「レンジで蒸し豚肉野菜セット」「豚ばら肉と四種野菜の回鍋肉風」各429円、「豚ロース ガーリックステーキ」267円、「ピーマンの肉詰め」494円などがありましたが、種類はお魚系のほうが豊富だったように感じます。
続いて冷凍食品コーナーをチェック。「冷凍生餃子」494円、「サミット焼売」「旨みたっぷり貝柱焼売」各645円、「春巻」537円、「豚ひとくちヒレカツ」645円、「お肉たっぷりコロッケ」516円「サミットたこ焼き」861円など定番が揃っていました。
少し珍しかったのが、「サミットいなり」753円、「スーパー大麦入り紅鮭わかめおにぎり」「もち麦入りごま野沢菜おにぎり」各591円といったごはん系。特におにぎりはヘルシーな印象で、興味をそそられました。
チルドコーナーでは冷食で見かけなかった「小籠包」278円を発見。公式サイトの「おすすめ商品」にも掲載されていたので、購入してみることに。
筆者は時折「サミットストア」を訪れるのですが、ここのところ行く度に「なんかPB商品が増えてる?」と感じていました。今回改めてチェックしてみて、以前よりも種類が増えていることが、はっきりわかった次第です。
価格に対しては、特別に安いという感はありませんでしたが、「素材をそのまま」というキャッチコピー通り「〇〇産の〇〇を使っています」といったこだわりが明確にアピールされている商品が多かったことから、「高品質な品をお手頃な価格で提供する」という意図を感じました。
また時短調理というニーズに応える、レンジアップ商品をアピールしていた点も印象に残ったポイントです。
「くらし良好」と共存しながらも、着実に点数を増やしてきている「サミットPB商品」。競争力向上の起爆剤になるのか? 今後も注目してきたいと思います、とサイゾーウーマンが報じている。
編集者:いまトピ編集部