打ち切り報道『長寿番組』11年8月「人気司会者」芸能界引退→番組降板...10年以上もマンネリ
バラエティー番組『行列のできる相談所』(日本テレビ系)が2025年3月、長い歴史に幕を閉じると日刊スポーツが報じた。
02年4月に『行列のできる法律相談所』としてレギュラー放送をスタートすると、司会を務めた島田紳助氏の人気もあり常に高視聴率を獲得。大阪府知事を務めた橋下徹氏や、元参院議員の丸山和也氏など有名弁護士も数多く出演していた。
しかし11年8月、紳助氏が芸能界引退にともない番組を降板すると、企画が安定せず迷走し、視聴率も低迷。21年秋には番組名からついに「法律」が消えた。
「10年以上もマンネリが続いて、いつ打ち切られてもおかしくなかった。最近は司会として東野幸治、後藤輝基、明石家さんまが出演しており、誰の番組か分からない状態。紳助氏をはじめ宮迫博之や渡部建、フワちゃんなど、番組に関わったタレントが次々とスキャンダルを起こすことから“呪われた番組”と呼ばれる始末でした。ただ、立ち上げメンバーのTさんが日テレで幹部になり、誰も意見できずにズルズルとここまできた。今回は、日テレのバラエティー番組の視聴率が全体的に低迷する中で、やっと聖域だった行列にメスが入ったようです」(スポーツ紙記者)
実に約23年間も続いたことになるが、番組終了に向けて水面下ではさまざまなプロジェクトが進行しているという。
その一つが、初代司会者である紳助氏の“復活”だ。
芸能界引退後、メディアにほとんど顔を出していない紳助氏。ゴールデン帯の番組で現在の姿を放送すれば高視聴率を期待できるだろう。
また、フワちゃんにも同番組で復帰するらしいとの情報が出回り始めているようだ。
「紳助さんにとっては思い入れの強い番組の一つですし、出演に前向きだといいます。さんまさんも参加する形で、スペシャル企画として紳助さんの現在の生活を紹介するロケを行うとか。また、フワちゃんに関しては禊の意味を込めた内容となり、やす子さんと一緒に撮影を行うという噂もある。番組終了までの短い間ですが、高視聴率が取れる企画をぶち込んでくるようです」(民放関係者)
紳助氏とフワちゃんの復帰で高視聴率を獲得し、有終の美を飾ることができるだろうか?と週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部