『映画』興行収入、好発進「ドラマ版を越えてきた」
最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、1月3~5日)で、昨年12月に公開された永野芽郁と佐藤健のダブル主演作『はたらく細胞』が1位を獲得し、V4を記録した。
今回のランキング2位は、初登場の『グランメゾン・パリ』(2024年12月30日公開)。木村拓哉が主演を務めたTBS系「日曜劇場」枠の連続ドラマ『グランメゾン東京』の続編にあたる映画だ。
木村や鈴木京香、Kis-My-Ft2・玉森裕太、及川光博、沢村一樹らドラマ版のキャストに加え、韓国のアイドルグループ・2PMメンバーのオク・テギョン、木村や玉森と同じSTARTO ENTERTAINMENTのAぇ! group・正門良規なども起用されている。
全国373スクリーンという大規模で封切られ、週末3日間の動員は40万9000人、興収は6億1300万円をマーク。木村主演映画としては前作の『レジェンド&バタフライ』(23年1月27日公開)が初週末3日間の動員37万1000人、興収4億9700万円でスタートを切っており、今作はそれを上回る好発進だ。
そんな『グランメゾン・パリ』を鑑賞したネットユーザーの間では、「ドラマ版を越えてきた」「パリという舞台も作品に合ってる」「連ドラは観てなかったけど映画として十分楽しめた」といった評価が寄せられている。
その一方で、同じく公開3週目を迎えた『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団』(松山ケンイチと染谷将太のダブル主演)は今回8位だったが、ネット上には酷評が相次ぐ事態となっている。
原作は漫画家・中村光氏が「月刊モーニングtwo」(講談社)にて連載中の人気作『聖☆おにいさん』だが、映画監督・福田雄一氏がメガホンをとった今回の『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団』には「ダメな福田作品」「いくら福田雄一といえど、やって良いことと悪いことがあるだろ」「キャストが豪華なだけに残念すぎる」など、監督批判が飛び交っている。
1位:『はたらく細胞』
2位:『グランメゾン・パリ』
3位:『モアナと伝説の海2』
4位:『ライオン・キング:ムファサ』
5位:『劇場版ドクターX FINAL』
6位:『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
7位:『ビーキーパー』
8位:『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団』
9位:『映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
10位:『【推しの子】-The Final Act-』
とサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部