2012年に約350本のテレビ出演、かつての「バラエティークイーン」新境地へ
かつてのバラエティークイーンが、気付けば近頃はめっきり見なくなってしまった。鈴木奈々のことだ。 2012年に約350本のテレビ出演を果たし、ブレイクタレントランキング女性部門第1位を獲得したこともあったが、今や親交のある加藤茶・綾菜夫妻の付き添いタレント…厳しい見方をすれば「おまけ」でかろうじて出ている感が否めない。
「綾菜と親しくなったキッカケは、テレビ番組での共演だそうです。今ではお互いの誕生日を祝い合ったり、ほぼ毎日、電話したり。鈴木が結婚していた頃は、夫婦でダブルデートをしていたこともありました。離婚後は東京に暮らしていますが、それまでは必ず地元・茨城県に帰っていた。テレビの収録などで夜遅くなった時は、加藤の家にほぼ『居候』。加藤から『俺のベッドで寝るのはやめてほしい』とクレームをつけられていましたね」(芸能ライター)
元気いっぱいのトークでスタジオを沸かせた鈴木だったが、2021年には3カ月間の休養を取ったことがある。その頃を振り返り、こう語っているのだ。
「30代になって、新しい子がどんどん出てきて。『あ、私がずっと座っていた番組の席が、変わってる』と思わずチャンネルを変えたこともありましたね」
「私みたいなガヤガヤ系より、トーク力抜群の子たちが求められる時代なのかも。布団に入ると考えてしまって、眠れなくなった」
彼女のようなバラエティーアイドルは、例えば平愛梨や、はいだしょうこのように、スタジオの予定調和を乱してくれる存在で、決してメインストリームではない。だが起用する側に、若干の飽きがきてしまったのかもしれない。
そんな彼女は昨年9月から、キャリアコンサルタントという資格取得を目指しているという。これは厚生労働大臣が認定する、れっきとした国家資格。働きたいと望む人の職業選択などの相談に応じる専門家で、企業やハローワーク、若者の自立支援機関など、幅広い分野で活躍できる。新境地に期待したいとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部