福原遥(26)大手タイアップの予定「ナシ」に

元タレント・中居正広氏の性加害問題の影響で、フジテレビの番組からCMが消えて久しい。代わりにACのCMだけでなく、自社の番宣やフジテレビが製作に関わった映画の宣伝が流れている。最初は映画館で本編が始まる前に流れる映画の予告編映像を見ているような不思議な感覚だったが、いつの間にか慣れてしまった、という人は多かろう。
視聴者に違和感を与えているのはCMだけではない。とあるドラマでは、作中に登場する代わり映えのしないシーンの連続に、戸惑いの声が。
それが清野菜名が主演する「月9」ドラマ「119エマージェンシーコール」だ。横浜市を舞台に、消防局の司令管制員(清野)らの活躍を描いた作品で、横浜市消防局がドラマ制作に協力していたのだが…。
「中居問題でフジテレビの記者会見が行われた1月27日、予定されていたドラマの3回目が飛んでしまったのです。さらには翌日、横浜市が関連クレジットを削除することが明らかになり、ドラマのエンドロールからもが消えました」(フジテレビ関係者)
問題はここからだ。ドラマの画面から、消防車や救急車といった緊急車両が登場して活動するという演出も、同時に消えてしまったのだ。
「作中の舞台のほとんどが指令管制室内という、ちょっと異様な雰囲気になってしまっています。救急もので現場の活動を描けないのは、臨場感に欠けますよね。クレジットはなくとも、引き続き横浜消防局の協力は受けられるのですが、フジテレビ側が遠慮しているのだと…」(週刊誌記者)
中居余波の影響を受けた女優は、清野のほかにもいる。7月期の「月9」主演に内定していた福原遥だ。
「航空会社を舞台にした作品で、大手航空会社とのタイアップが予定されていましたが、中居トラブルの影響でスポンサー撤退が相次ぎ、この話もなくなってしまった。作品内容を一から練り直すことになり、福原が続投するのかどうかも含め、未知数な部分は多いです」(広告代理店関係者)
フジテレビとしては、清野にも福原にも借りができてしまった格好だとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部