なぜこんなことに...『バス旅』仕方ないか

3月26日の「水バラ」(テレビ東京)で「バスvs鉄道乗り継ぎ対決旅23」が放送されるが、早くもバス旅ファンから疑問の声が上がっている。なんでも「ルートが過去の放送と被っている」というのである。
第23弾は群馬県吾妻郡高山村にあるロックハート城からスタートし、長野県上田市の上田城がゴール。鉄道チームはおそらく、次のようなルートを辿ることになるだろう。
「沼田駅から上越線で高崎駅。高崎駅から信越本線で横川駅。横川駅からタクシーで軽井沢駅。軽井沢からしなの鉄道で上田駅へ」
チェックポイントのために途中下車したり、別の路線に乗ることはあるはずだが、横川駅からタクシーで軽井沢駅に行くのは間違いない。というのも、横川と軽井沢を避けようとすると、大きく迂回することになるからだ。
これと被っているというのが、第3弾である。富岡製糸場をスタートして、目的地は長野県の松本城。この時も高崎から横川、タクシーで軽井沢というルートを選んだ。その後は鉄道チームもバスチームも上田を通って、松本城へと向かっている。
つまり、高崎から上田まではほぼ同じルートになりそうなのだ。なぜこんなことになったのか、制作会社ディレクターは、ルート設定の難しさを口にする。
「テレ東は多くのバス旅を放送していますが、この『バスvs鉄道』はルート設定がケタ違いに難しいと思います。そもそもバス路線と鉄道がないといけません。しかも、接戦が繰り広げられるようにする必要があります。この条件をクリアできる場所はそれほど多くないので、被ってしまうのは仕方ない。新たなルートだけにすると、続編は作れないでしょう」
そこをなんとか新しいルートを開発して、視聴者を楽しませてほしいが…とアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部