【大炎上】会見拒否「田中には荷が重すぎたか」

巨人・阿部慎之助監督にとって、まさに恐れていた事態が起きた。移籍後初勝利(4月3日・中日戦)から「中13日」と、万全の調整期間を設けたはずの田中将大投手が“大炎上”。強力なDeNA打線の餌食となり、2回7安打6失点でKOされた。
田中が日本における先発で2回以下で降板するのは、2012年以来13年ぶりのこと。試合後、本人が「今はネガティブなことしか出てこなくて、なかなか難しいですけど…自分が思い描いたような感じでボールを操れなかった」と淡々とした表情でコメントする一方、阿部監督は会見拒否となった。
「阿部監督の会見拒否は今季初めて。熱くなりすぎて何を喋るか分からない、そんな状態だったのでは」(巨人担当記者)
田中は二軍降格が決定したが、あくまで調整のためで「次回の登板は5月1日の広島戦(東京ドーム)はすでに決まっています」(前出・記者)
阿部監督のイライラは、田中の炎上に加え、坂本勇人の二軍落ち、さらには開幕から打撃好調だった新外国人キャベッジが左手親指の負傷で二軍に回ったことにも起因している。
「今季の阿部監督の構想では、先発・中継ぎが7回まで踏ん張り、8回は大勢、9回はマルティネスで締めて勝利をつかむのが勝ちパターンだった。しかしエースの戸郷翔征が二軍落ちし早々にローテーションが崩れ、防御率3点台で失点はリーグワースト。そこへ来て打撃面での不安に田中の件ですから、イライラが頂点になるのも仕方ありません」(前出・記者)
前日は山﨑伊織、前々日は井上温大と若手の先発2人が好投しただけに、下降気味の雰囲気を一気に払拭したいところだったが、田中には荷が重すぎたかとアサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部