2025/4/29 17:28

約15年ぶり『日産』正式発表へ

車

日産は4月22日、大型ミニバン「エルグランド」の次期モデルのディザー画像を先行公開した。エルグランドのフルモデルチェンジは約15年ぶりで、今年後半に正式発表され、2026年に発売が予定されている。

全面刷新されたエルグランドは、フロントに流行のLEDヘッドランプと市松模様のデイライトを採用。リアデザインも一新され、一文字の薄型テールランプや直線的なフォルムが特徴となっている。パワートレインは日産の独自技術「e-POWER」システムを搭載。ハイブリッドシステムで燃費性能の大幅な向上を実現する。また先進の運転支援システム「プロパイロット2.0」が搭載され、ハンズオフ運転や車線変更支援などの自動運転機能が利用可能だ。

 現行型のエルグランドは2010年の発売だけに、デザインだけでなく装備はもはや時代遅れとなっていた。そのため、「動く応接間」と言われるほど豪華な内装のトヨタ「アルファード」や「ヴェルファイア」に、人気、販売台数で大きな差をつけられてしまった。

 2024年の販売台数を見ると、アルファード7万9374台、ヴェルファイア3万3105台に対して、エルグランドはわずか1300台。日産ファンですらその存在を忘れていたというのも、あながち冗談とは言えないのだ。

「新型エルグランドは、同社のプレミアムEVミニバン「ハイパーツアラー」風の未来的な雰囲気が早くも好評で、旧型からの買い替えを長らく待っていたユーザーや、アルファードの長い納期に疲れた人たちには刺さる可能性が高い。価格はこれから発表されますが、アルベルを超えるような高額でなければ、勝機は十分あるでしょう」(自動車ライター)

新型エルグランドは、もしかしたら日産復活の「起爆剤」になるかもしれないとアサ芸ビズは報じている。

先進デザインと機能で15年ぶりに登場!「新型エルグランド」は日産復活の「起爆剤」になるか  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ先進デザインと機能で15年ぶりに登場!「新型エルグランド」は日産復活の「起爆剤」になるか | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部