『映画』最高のオープニング記録を達成、初日から3日間の動員は43万5000人、公開4週目で1100億円を突破

最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、4月25~27日)で、アニメーション作品『名探偵コナン 隻眼の残像』(4月18日公開)がV2を獲得したという。
一方、今回の全国週末興行成績ランキングは、4月25日公開の新作が多数初登場したといい、2位の北欧発の世界的人気ゲーム「マインクラフト」を実写化したハリウッド映画『マインクラフト/ザ・ムービー』は、すべてが四角い異世界・オーバーワールドに転送された主人公のスティーブ(ジャック・ブラック/吹替は山寺宏一)らの冒険を描いたサバイバル映画。全国361スクリーンと大規模で封切られ、初日から3日間の動員は43万5000人、興収は5億9400万円を記録したとのこと。
この結果について、映画ライターのヒナタカ氏は
「3週間前に一足早く公開された全米では『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23年4月)をも超えるゲーム原作映画史上最高のオープニング記録を達成し、公開4週目で世界興行収入が1100億円を突破する歴史的なヒットを遂げています。洋画不振が叫ばれて久しい日本でも、『ウィキッド ふたりの魔女』を超えて25年公開の洋画実写オープニング記録で1位をマークしており、成績は絶好調といえるでしょう」
と分析。
なお、ヒナタカ氏いわく、『マインクラフト/ザ・ムービー』は「とにかく子ども人気がものすごいことは間違いない」といい、
「原作ゲーム自体の売り上げはもちろん、有名配信者による実況動画もとてつもない再生回数を誇っています。23年時点での小中学生によるゲーム利用率の最多は『マインクラフト』で、子どもの創造力や探求心を育むために教育現場でも活用されていることから、親御さんも劇場に連れて行きやすいはず。字幕版やIMAX上映にはそれほど客が入っていないという声も耳にしましたが、実際は吹き替え版の上映回がほぼほぼ満席の回も相次いでいるようですし、やはりファミリーの動員が主だと思われます」
という。「サイゾーウーマン」が報じている。
編集者:いまトピ編集部