『ドラマ』上々の第1話から右肩下がり…ついに5.7%「もっと数字が悪かったかもしれない」

橋本環奈が主演を務める火曜ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)が苦戦している。
原作は累計360万部突破の知念実希人氏による同名小説シリーズ。驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央(橋本)が、内科医・小鳥遊優(三浦翔平)とバディを組み、謎多き事件を解決していく。
4月22日に放送された第1話の平均生態視聴率は6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と、このご時世としては悪くない滑り出しだった。
しかし、その後は右肩下がりで推移。5月13日に放送された第4話は、ついに5.7%まで落ち込んだ。
「直前までNHK朝ドラ『おむすび』のヒロイン役務めていた橋本ですが、おむすびが朝ドラ史上ワースト視聴率を更新したことで、その汚名を早く返上したかった。
そこで人気シリーズの実写化、しかもジャンルは医療コメディで橋本の経験上、この上ない適作でした。変人系天才キャラはハマっているのですが、今ひとつ盛り上がりに欠け、苦戦を強いられている」(ドラマライター)
民放公式テレビ配信サービスTVerでのお気に入り登録者数でも人気の低迷っぷりが垣間見える。
『天久鷹央の推理カルテ』は今期ドラマの中で12位の57万人。小泉今日子と中井貴一のドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)が120万人、多部未華子の『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)が116.6万人と、ダブルスコアをつけられている。
ただし、一概に「爆死」と切り捨てるのは早計かもしれない。
『天久鷹央の推理カルテ』が放送されている火曜21時は、バラエティーの強豪ひしめく時間帯。裏番組は『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)や『マツコの知らない世界』(TBS系)など人気番組が放送されている。
「『天久鷹央の推理カルテ』が放送されているテレ朝枠は、過去のドラマも軒並み数字は厳しい。前クールの『家政夫のミタゾノ』第7シーズンは初回8.7%で健闘したものの、あとは5%台がほとんど。
2024年の『南くんが恋人!?』『民王R』は全話平均でともに3.8%と大苦戦。そう考えると、『天久鷹央の推理カルテ』はいい方であるといえますし、むしろ高視聴率を叩き出していると言ってもいいくらいです」(同)
橋本は朝ドラから連ドラへの出演作が続き、多忙を極めている。むしろ彼女でなくては、もっと数字が悪かったかもしれないと週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部