2025/9/27 14:29
【閉店ラッシュ】9月30日をもって閉店…ピーク時155店舗から現在およそ90店舗に

赤羽駅前にある「磯丸水産 赤羽南口店」が9月30日をもって閉店すると、店頭にお知らせが出ているとのこと。
かつて一大ブームを築いた「海鮮居酒屋」が軒並み閉店ラッシュに追い込まれているそうだ。そのブームを牽引していた磯丸水産も例外ではなく、17年にピークを迎えた155店舗から、今では99店舗(25年2月末時点、FC店舗を除く)とその数を大きく減らしている。
生簀に魚が泳ぎ、板前が目の前で魚を捌いてくれて、さらには浜焼きもできる。そんな非日常的な体験を提供するチェーン店の先駆者にもかかわらず、磯丸水産は現在ではオワコン扱いされているそうだ。
外食専門コンサルタントによると、「コロナ禍により強みであった『24時間営業』をやめる流れになった影響は大きいと考えられます。アフターコロナとなって、磯丸水産を含め24時間、ないしは深夜営業を再開したチェーンも少なくありません」とのことだが、客足は戻ってきてないのが現状だという。
コロナ禍による影響はやはり大きかったようだが、それよりもずっと深刻な問題が磯丸水産にはあるという。それは同チェーンが《外国人だらけ》という点。
前出のコンサルタントによれば、「磯丸水産の業態と外国人店員とでは、他の業態より相性が悪すぎる」といい、鮮魚を捌いたり浜焼きをしたりなどの「日本らしさ」を売りにしている業態では、お客が「この人、本当に魚を上手に捌けるの?」などの不信感を募らせるのは無理もないだろうとエンタナビは報じている。
編集者:いまトピ編集部